2021.02.15
今日から主に当事務所で扱った事例などをご紹介し、
皆様と似たようなお困り事を持っていらっしゃった方がどのように解決したかを、
ブログという形でご覧頂こうと思います。
本日は第1回目ですので、まずは事務所のご紹介からさせて頂きますね。
司法書士の仕事といえば、まず最初に思い浮かぶのが登記。
中でも不動産会社から依頼を受ける不動産登記に特化している事務所が大多数かと思います。
私も独立前はこの不動産登記以外の経験はほぼほぼありませんでした。
これはこれで事務所の経営としては安定するので良いのですが、
例えば、不動産の売買では、内覧→ローン審査→売買契約と流れていき、
最後の仕上げとしていよいよ登記が登場となりますので、そこはもう出来て当然。
役所の仕事のようと言っては語弊がありますが、
個人の力量は問われず、遣り甲斐といった面からしては正直微妙でした。
肝心かなめの費用を頂く依頼者様とは、
ご署名・ご捺印を頂くぐらいで接するのはほんと僅かな時間です。
そこで、独立にあたって最初に考えたのは、
「直接ご依頼者様と触れ合える様な事務所経営」をする事。
私は人前に立って、バリバリと何かを先導していくようなタイプの人間ではないので、
じっくり丁寧にコミュニケーションをとりながら物事を進めたいとの思いからでした。
丁度、町中にある地域のクリニックのようなイメージです。
ご依頼者様に「頼んで良かった」「相談して良かった」こう思って頂ける仕事をしたかったのです。
それは開業13年目の今でも全く変わっていません。
今では銀行や不動産会社からのご依頼も頂いておりますが、
それでも主力業務は、①相続・遺言 ②債務整理 ③法人関連の登記 ④後見・信託であり、
直接ご依頼様からご相談頂く業務が大半を占めます。
司法書士とは、利益を追求するための手段だけではなく、
ご依頼者様に「安心していただくこと」が仕事だと考えています。
そう思って頂けることが、当事務所に提供できるサービスであり、
それはご依頼者様に対する接し方や言葉遣いに対する細やかな配慮からも生まれるものだと意識して日々業務を行っております。
取り留めの無い話でしたが、まずは事務所のポリシーをご紹介させて頂きました。
これからどうぞ宜しくお願い致します。
神戸・兵庫の「街」のホームロイヤー
司法書士 福嶋達哉